色彩心理

「ピンク」が人間に与える心理効果

投稿日:2018年12月17日 更新日:

今回は、「ピンク」が人間に与える心理効果をご紹介したいと思います。

ピンクは女性的なイメージがあり、ポジティブな色であるためにファッションやデザインでもよく使用される重要な色です。
桜の色でもあることから「春」をイメージさせる色でもあります。

他にも、恋愛、若さ、美容、愛情などを表現する際に好んで使用される色です。
広告の領域では、「華やかさ」を表現するのに最適です。あまりネガティブなイメージの無い色です。

 

ピンクが好きな人の傾向

人を助ける、細やかな気遣いができる

ピンクは「優しさ」を象徴する色でもあります。

ピンクを好む人の特徴として、教養が高く裕福な育ち方をした人が多いことがあげられます。
積極的にコミュニケーションを取ろうとし、世話好きな面があります。人に尽くすことができ、細かい気配りをすることができます。
人を惹きつける魅力があり、独特の世界観を持っています。

寛大さも持ち合わせていますが、本人は非常に傷つきやすい特徴もあります。
人から守られたい、愛されたいという感情を常に持つため、特別視されたい願望が強いのです。

仕事の面では、人と繋がっていたいという気持ちを持つため教育者に多いです。
また、独特の感性を活かした仕事で才能を発揮できるタイプですので、デザイン関連、美容関連、作家などの職業でその世界観を開花させる人もいます。
組織においては人間関係の潤滑させる役割を担うことができるでしょう。

 

ピンクが人間に与える心理効果

「ピンク」の効果

ピンクは人を和ませ、優しい気持ちにしてくれる色です。そのため、人に非常に良い印象を与える色です。
人の興奮や攻撃性を弱める効果があることから、海外の刑務所では壁をピンク色に塗ることも多いそうです。
また、若々しさの象徴でもあり、人がピンクを見ると女性ホルモンが活発になるとも言われています。積極的にピンクを取り入れると、見た目だけでなく内側から若々しくなれるという効果があるようです。

広告領域での「ピンク」の効果

ピンクは人に良い印象を与える色であるため、包装紙やリボン、プレゼントなどの贈答品などでも多用される色です。
愛情、感謝の気持ちを示す色として適切であり、親しみやすさを出すことができるのです。

女性をイメージさせるため、女性ものの商品などで使用される定番カラーであり、ファッション用品などでその効果を期待できます。
緊張を和らげる効果があり、柔らかさを視覚的に訴えることができます。

広告では、春を連想させる色でもあるため、春のキャンペーンなどで使用すると季節感や柔らかさを演出することができます。

ピンクは、補色のグリーンとの相性が良いです。ピンクの花にグリーンの葉を合わせるのが自然であるように、その組み合わせは互いに良い効果を与えるものです。
また、「女性」をイメージさせる色でもあるために、「男性」をイメージさせるブルーの組み合わせも非常に自然に配色できる組み合わせです。

「ピンク」を活用したWebバナー・Webサイト例

ピンクは親しみやすい色ですので、Webクリエイティブでも採用しやすい色です。またショッキングピンクは、Web上でもっとも目をひく色ともいわれており、目立たせたいときに有効です。
ここでは、ピンクの色をそのまま活用した作品と、他のカラーとの組み合わせで構成した広告をみてみましょう。

U-NEXT

映像サービスを提供しているU-NEXTのバナーです。これは女性にマーケットを絞り込んだもので、その作品の素材画像も、ピンクの配色も女性の目に留まるような意図で製作されています。
作品のイメージにも入っているピンクを、さらに外側のピンクで包み込むことで統一感があります。
また、適度な白がくどさを消しており、バランスを保っています。

Beats

オーディオブランドのBeatsのバナーです。前述したように、ピンクはギフト商品との相性が非常に良い色です。
「ギフト」という切り口での広告で、ヘッドフォンにギフトを想起させるリボンが絡みついたデザインになっています。
ピンクだけでなく、黒を配色させることで、男女でもクリックしたくなる効果をあげています。

すみだ水族館

AKB48の広告オマージュで「会いにいけるペンギン総選挙」というキャッチコピーをメインに製作されたバナーです。
ピンクをアクセントカラーとして用いており、ブルーとの対比で非常に視認性がある広告です。
文字を斜めに配置するなど、非常にセンスを感じる広告で、話題性も期待できるお手本としたいバナーです。

Evian

ミネラルウォーターを販売するEvianですが、水=ブルーというWebデザインではなく、ピンクを使うことで親しみやすさと個性を打ち出したデザインになっています。
白をベースにすることで、清潔感の中にも柔らかいイメージの仕上がりになりました。他のミネラルウォーターのサイトとは全く印象が違います。


http://www.evian.co.jp/

桜十字病院 看護部

桜という字が病院に含まれているため、ロゴやWebデザインにピンク色が配色されています。
写真や文字のフォントから凛々しさを感じさせる構成ですが、ピンク色を入れることで全体的な印象を柔らげることができており、医療への真剣さと親しみやすさのバランスが非常に良いデザインです。


https://www.sakurajyuji.or.jp/kangobu/

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